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セーチェーニ鎖橋 @ ブダペスト

2016. 5.21

Img_1023 昨夜、ドナウの川岸から眺めたセーチェーニ鎖橋。
名前の由来は、暗くなると橋に灯る電球が鎖のように見えるからという説や、チェーン式吊り橋であるからという説があるようです。また、‘セーチェーニ’は、私財を投げ打って橋の建設に尽力したハンガリーの大貴族セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵の名からついたもの。今日はこの橋を渡って、ブダ地区へ。


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1,849年に完成した、全長380mの鎖橋は、ブダペスト市内のドナウ沿岸で、恒常的に架けられた最初の橋。
ドナウに橋を架けるという試みは15世紀初頭頃から何度もあったものの、いずれも成功には至らず、並べた舟の上に橋を渡す舟橋等で代用されていたようです。が、この臨時の橋、押し寄せてくる氷を避けるために、冬前には解体されていました。
セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵が恒常的な橋の建設の必要性を痛感したのは1,820年頃のこと。その年の12月に父親の訃報を受け取った伯爵は、対岸にいる父親の元に駆けつけようとしたものの、舟橋等は既に解体されていて、また上を歩いて渡れるほど川は凍結もしておらず、氷を避けて向こう岸に届けてくれる渡し守を手配するのに時間がかかったというのがその理由。


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当時ヨーロッパにおいて架橋先進国であったイギリスで視察を重ねる中で、流氷などによって橋脚が押し流されないようにする工夫として、吊橋なら少ない橋脚でも長大な橋を架けることが可能であるとの助言を受け、アイバ―チェーンによる吊り橋方式を採用し、1,839年に着工することとなりました。


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橋の高さは48m。クルーズ船も余裕をもって航行できます。双胴船のクルーズ船って、初めて見ました~


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橋は片側一車線の車道を挟むように歩道が設けられています。


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橋の両端にはライオンの石像が設置され


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また柱石のライオンの頭の上にはハンガリーの国章が刻まれています。


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照明ト部分には南京錠が.....


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フィレンツェのポンテ・ベッキオでしたっけ?橋に南京錠をかけ、その鍵を下のアルノ川に投げ入れたカップルは、永遠に結ばれるという言い伝えに、大量の南京錠が取り付けられ、そのせいで橋が損傷したとニュースになったのは.....。それに比べるとまだ数は少なそうですが、それでも多いところはこんな感じで.....


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ブダ側から見る鎖橋。
1,989年10月23日、共産主義体制の終焉を祝う市民たちが集まったのはこの橋の上だったそうです。

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