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前沢集落 日本のふるさとの原風景

2015. 5. 2

Dsc_0292 文禄年間(1,592~1,595年)に只見川流域を拝領した横田城主・山内氏勝の家人、小勝入道沢西という人物が、主家が滅んだ際に移り住んだことに始まったと伝えられている前沢集落。集落へはこの橋を渡って.....


Img_5610 橋の下を流れる舘岩川はとても美しく、前沢という地名は、集落の前に沢(川)が流れていたことに由来しているのだそうです。


Dsc_0295 当初は川近くにあった集落、途中で現在の位置まで移動したようです。


P5020252 集落の入り口では、一体のお地蔵さまが迎えてくれました。


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その奥には水車小屋


Img_5622 辺りには、ネコノメソウや


Img_5623 ヤマエンゴサクが咲いていました。
ふるさと公園として整備されたこの辺り、6~7月になると、菖蒲が咲き揃って、訪れる人の目を楽しませてくれるようです。


Img_5639 前沢集落は、23戸のうち13戸がL字形の間取りが特徴の曲家。馬と人間がひとつ屋根の下で暮らすためにつくられた家屋です。
明治時代の1,907年、全戸焼失する大火に遭い、各戸が同一大工集団により一時期に再建したため、L字形態の整った統一的景観が生み出されたようです。


Img_5616 観光用のディスプレイではなく、現在も村の人々の生活の場。


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Img_5626 集落の左側手前に曲家資料館があり、中を見学することができます。
L字形の突出部を厩に使用。畑や山で使う道具等もこちらに保管されていました。
土間通路が奥まで続き、それに面して厩とお手洗いが並ぶ形になっています。


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‘したえん’は、囲炉裏を中心に家族が集まる団欒の場だったようです。


Img_5625 畳敷きの‘うわえん’は、やや改まった応接や祝い事に、また畳をあげて養蚕にも使われたそうです。


Img_5633

‘史跡 前沢の大杉’があるというので、曲家の裏にまわってみたのですが.....それらしきものは見当たらず



Img_5635

お社の裏側にまわってみると.....大きな切り株が中に。大杉は、元々稲荷神社の御神木で‘お杉’と呼ばれ、かつては小枝を玄関口に立てて厄落としや疫病除けとされてきたのだそうです。
平成4年8月7日、前沢を中心に激しい雹とともに突風が発生、大杉は倒壊してしまったようです。根回り約11m、目通り幹回り約8m、高さ約30mの大木は、樹齢800年に及ぶと推定されていました。


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集落内には7つの水場があるようですが、そのうちの一つ。‘ペットボトルご利用下さい。’とありました。只見川流域からこちらへ移って来た人々が、ここに定住した理由をガイドさんに伺うと、この豊富な水、そして集落の後方が山に囲まれ、守られていることではないかとおっしゃっていました。


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1階の窓には、木塀が打ち付けられていました。きっと雪深いところなんでしょうね。

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