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海の天主堂

2013.12.22

次なる目的地は、波穏やかな羊角湾の入り江に佇む‘崎津天主堂’。

Img_3021 大江天主堂と同じ、鉄川与助氏が手掛けた‘崎津天主堂’は、小さな漁村の中心にありました。


Imgp3273 民家やお土産物屋さんが密集する小路を海に向かって歩くと、左側にあります。


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明治以来3回の建てなおしを経て、昭和9年にフランス人宣教師、ハルブ神父により創建された天主堂はゴシック建築で、堂内は畳敷きになっています。


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1,683年の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも、この地では、240年間に渡って‘潜伏キリシタン’として信仰が守られてきました。
正面の祭壇がある場所は、禁教時代に厳しい踏絵が行われていたところだそうです。


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‘ルルドの泉’の中では、錦鯉たちがマリア像の足元に集まって来ていました。
1,857年(安政2年)10月、練習艦‘観光丸’の艦長として天草に来航した勝海舟は崎津にも寄港。かつてこの天主堂の場所にあった庄屋に宿泊をしているようです。


Img_3023何でもない、漁村の普段の平和な風景.....。


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多くのキリスト教徒が厳しい弾圧を受けたこの地を顧みるとき、最近の厳しい自然現象、緊張の続く国際情勢を思うとき、この平穏な日々がこの先もずっと続いていくことを祈らずにはいられません。

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