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霊台橋(れいたいきょう)

2013. 8.18

我が家の夏休み、ついに最終日です。日数的には短いのですが、あちこち寄り道が多かったため、秋の気配漂う今になってもまだ夏休みの記録を更新中.....ということになってしまいました
さて、最終日。お盆明けの日曜日と重なってしまったので、高速は避けて一般道でふらふらと寄り道しながら帰宅することに。五木村、五家荘と細い山道を抜け、美里町通過中.....。

Img_1561 目に入ってきた立派な石橋、ど~んと緑川をひとまたぎ。この‘霊台橋’、明治以前に完成した石橋としては日本一の径間を誇っているのだとか。
この辺りは深い峡谷で、緑川の中でも流れの速いところ。橋のない時代には下流で船渡しが行われていましたが、雨で増水すれば使用できず、また荷を抱えて渓谷を昇り降りするのも大変でした。その後、木橋が架けられたものの再三流出。そこで、二度と流されることない石橋の架橋が発案され、1,846年に着工、翌年に完成しました。梅雨や台風の時期を避けての工事だったため、わずか6~7ヶ月の工事期間で、当時としては前例のない巨大な石橋を完成させたのだそうです。工事には72人の大工の他、延べ43,967人の地元の農民が参加、これにより工期の短縮が可能になりました。これが、中国の古典‘孟子’の中の文王霊台建造の話に似ていると考えた架橋発案者が、この故事にあやかり、‘霊台橋’と命名したのだとか。‘霊台’とは物見台のことらしいです。


Dsc_0739

1,966年、上流側に鉄骨製の‘新霊台橋’が完成し、国道橋としての役目をこちらに譲った‘霊台橋’。


Dsc_0729

現在は観光用の人道橋となっています。


Img_1566

緩やかな曲線が優美。江戸時代にここまでスケールの大きい、美しい橋を架けることができたのは感動的だったことでしょう。下から見上げるともっと迫力があったでしょうね。

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