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湖東三山 釈迦山 百済寺(ひゃくさいじ)

2012. 5. 1

菩提寺PAで朝食をとりながら、神戸の本屋さんで購入したロードマップを見ていると、‘湖東三山’という文字が目に入りました。関西に住んでいた頃はこの道も何度か走っているはずなんですが.....知らなかったなぁ~ という訳で、この‘湖東三山’に行ってみることにしました。
Dsc04687 まず訪れたのが、近江最古のお寺、‘釈迦山 百済寺’です。
推古天皇の時代に、聖徳太子の御願により百済人のために創建された古刹です。平安京に都が定められ、比叡山に天台宗が開創されると、百済寺も天台宗に改宗、300余坊の塔頭を構え、‘湖東の小比叡’と称されるほどの大寺院になったそうです。


Dsc04705 境内にある8本の菩提樹のうちの1つ。とても美しい形をしていて、受付から続く広場に入ると真っ先に目につきます。


Dsc04714 喜見院の庭園に続く小路。


Dsc04720

モミジの新緑が眩し~


Dsc04709 私たちが訪れたのは、まだ9時前。職員?庭師?の方が、丁寧に手入れされていました。池泉回遊式庭園で、この右側は自然の地形を活かした小山になっています。


Dsc04713 池の水もきれいで、鯉たちの姿もはっきり、くっきり


Img_4577 池の手前と向こう側に飛び石があるのですが、渡っているとまるで石が水面に浮かんでいるかのような錯覚に陥ります。そんな訳はないんですが.....。


Dsc04733 小山の上に登ると.....。今日は雲が多くて見えませんが、晴れていれば、琵琶湖の向こうに比叡山、右寄りには安土城址、その奥には比良山系が見えるようです。そして比叡山の延長線上800km先にあるのは渡来人の母国、百済の国。彼らは、望郷の念をもって、この場所に立ったことでしょう。


Dsc04751 本堂に続く参道の上には、空気を緑色に染めてしまうほどの新緑。
これだけのモミジだから、秋の紅葉はすばらしいでしょうね


Dsc04761 参道途中で出合ったお地蔵さんたちの表情も穏やかで癒されます。


Dsc04762 仁王門が見えてきました。
作家の五木寛之さんが‘百寺巡礼’の35番目にこの寺を訪れた際、この大草鞋に満願成就の願掛けをされ、その1年半後に見事百寺満願を達成されたそうです。


Dsc04768 仁王門をくぐり、本堂が近づくと何やら不思議な声が.....?この辺りも鹿が出没するようになり、食害の被害も出るようになってしまったというお話を聞いた直後だったので、鹿を追い払うため、犬の吠える声でも録音して流しているのかな.....?なんて思っていたら.....。


Dsc04771 声の主は蛙でした。どうりで犬にしては、迫力に欠けるなぁ~と思っていたところでした。
体長8cmくらいでしょうか、この茶色の蛙が、本堂周囲の小さなお濠のなかにわんさか


Dsc04773 本堂の向こう側には鐘楼。度重なる大火や兵火によってほとんどが焼失してしまい、境内には創建当時の建物は残っていません。オリジナルの本堂は、現存のものよりも規模が大きく、また傍には五重の塔もあったようです。


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本堂と鐘楼の間にも菩提樹。山号に因んで、‘仏陀聖樹’として崇められていた‘千年菩提樹’、天正元年4月7日、信長の焼き討ちにより、幹まで焼損しましたが、幸いにも、熱が根まで及ばなかったために、幹の周囲から再び蘇ったと案内板の説明。


Dsc04787

‘昭和の名鐘’は心を打つ音色で、その余韻もまた美しかったです。
お寺巡りは久しぶり。ほとんど貸切状態で静かに過ごさせていただきました。境内を歩いていると不思議と心が静まり、落ち着いてきます。穏やかで心地よい時間でした.....。

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