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東北の旅を振り返って.....

2011. 5. 4

ゴールデンウィーク中の東北旅のブログを更新してきたけれど、今回の旅の目的は観光ではなかった。福島県小名浜、相馬、青森県八戸、岩手県久慈、宮古から宮城県仙台に至る海岸線等総走行距離1,838kmを走ってきた。被災地のことを何か伝えることができたら.....とも思っていた。でも.....どうしても書き始めることができず、当たり障りのないことばかりだらだらと書き続けてきた。

被災地の様子はテレビで流される映像で見てはいたけれど、実際、目の当たりにすると、強烈なショックで、身体の全機能が停止してしまうかと思ってしまうほど。そこに町があり、人々が普通に暮らしていたということが信じられないくらいの惨状に心が砕け、重く沈んだ。写真も少しは撮ったけれど、この惨状にカメラを向けること自体、とんでもなく不謹慎な感じがして、カメラを持ち出す回数も次第に減っていき、なくなっていった。
どこから手をつけたらよいのか見当もつかない瓦礫の山.....。それでも震災から1ヶ月半、幹線道路では車が通行できるだけの道はちゃんと確保されていた。瓦礫の撤去作業を行う自衛隊の方々、休暇返上で働く工事関係者の人々、信号が機能しない交差点で交通整理を行う全国から集まった警察官、ボランティアで支援に当たる人々.....本当に頭が下がる思いだ。

人間がつくり出したものなんて、どんなに丈夫そうに見えても、自然の破壊力の前には全く太刀打ちできない。どうしようもなく脆いものと思い知らされた。でも.....人間には、再建するたくましさと力がある。被災地から離れた場所に住んではいるけれど、何かできることがあるんじゃないか.....?自分への問いかけは、今も続いている。

Img_9101 岩手県宮古市の被災桜。薙ぎ倒された電柱や切れた電線が散乱している中、桜の倒木が枝先に花を咲かせていた。

Img_9464 ‘がんばろう!○○’という文字はあちらこちらで目にしたけれど.....。大船渡市の避難所にもなっているリアスホールに貼り出されていたのは.....‘津波なんかに負けないぞ!’

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