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村田町を歩く

2010. 1.30

村田町と言うと、東北自動車道と山形自動車道のジャンクションがあるところ.....というくらいの認識しかなかったのですが、2週間前に白石に行った帰り、町中を通過した際、ちょっと気になるものを目にしたので、今回改めて訪れることにしました。
その気になるものとは.....蔵!比較的新しく見えるものもありましたが、いい感じでエイジングしている蔵が通りに点在しています。

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Dsc01162_2 その中の一つ、‘やましょう記念館’の見学が可能ということだったので、案内をお願いしました。
村田は紅花の集積地で、商人たちは主にこの紅花の取引で財を成したと言われています。紅花=山形というイメージが強いのですが、江戸時代後期には、仙南地方で栽培された奥州仙台紅花の質の良さが評判となり、上方では主に染料として、江戸では口紅の原料として使われていたそうです。
通りから見える店蔵(右側の部分)と薬医門。店蔵の南隣に表門を設けるのが村田の町屋の特色なのだとか。
Dsc01149 主屋の様子。立派な梁は、確かケヤキだったと思います。右奥の部分は、重厚な扉によって、内蔵と仕切られていました。





Img_2885 主屋から店蔵の方向を見る。ここにもどっしりとした蔵扉が.....。








Img_2884 店蔵の中。火災対策なのでしょう、外を厚い土壁で塗り込め、2階は物置として使用されていたようです。







Dsc01155 主屋の玄関横にあった小窓。上半分が模様入りガラスになっているのですが、どこかで見たような記憶が.....そうそう、‘不忘閣’さんの青根御殿で見たものと似ているような気がするのですが、違うかな.....?







Dsc01158 奥に向かって、内蔵、中蔵、西蔵、味噌蔵、塩蔵と連なっています。奥行きはかなりあります。内蔵と中蔵が建築されたのは江戸時代。塩蔵の向かいには醤油醸造場もあったようです。
敷地内には離れ座敷もあり、当初は来客の宿泊や集会場として使用されていました。

Dsc01159 内蔵と中蔵の間には、屋敷神が祀られていました。
かつては蔵がずらりと並ぶ商人の町だった村田ですが、大部分の蔵は取り壊されてしまったのだとか.....。もしもそのままの姿で残っていたなら、世界遺産にだってなりえただろうすばらしい町並みを見ることができたのに.....。ホント、残念、惜しい、もったいない!

 



Dsc01176 蔵通りと荒川が交差する辺りから見える赤い橋は、白鳥神社へお参りするためのもののようです。







Dsc01234 白鳥神社の大鳥居。奥に見えているのが‘奥州の蛇藤’です。老杉に巻きつく藤の木の姿が大蛇のように見えることから、名付けられたとか。前九年の役で八幡太郎義家が敵に包囲されたとき、この藤の木が2匹の大蛇となって現れ、真っ赤な炎を吐き、敵を追い散らしたという伝説が残っています。



Img_2921 ‘蛇藤’の根元に近い部分。町の観光案内によると、地上を東側(左側)に向かって4m、斜め上に1.5mつたい、参道の反対側の2株の大杉に巻きついて、梢のてっぺんまではゆうに25mを越えているのだそうです。





Img_2922 でも私たちの目を釘付けにしたのは、‘蛇藤’の右奥にあった、このケヤキ。写真では悲しいほど迫力がありませんが、高さ20m以上、根幹9.6mの巨木。根元近くにあるコブは「ヨロコブ」といって、縁起のよいものとされています。
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一つのコブでも、この大きさです!





Dsc01200 境内の様子。‘蛇藤’やケヤキの他にも、イチョウ(写真右に写っているのは、イチョウの枝)や杉の巨木が見られました。





Img_2914 そして、お社の奥には、樹齢1,000年とされる白樫がありました。厳かな雰囲気は、残念ながら、写真では出せそうにありません。






Dsc01216 ふっと笑みがこぼれてしまうような、ユニークな拝殿前の狛犬さん?たち。またね!
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Dsc01245白鳥神社を後にして、龍島院庭園へ。入園料100円を徴収箱の中に入れて園内に入ります。誰もいなくて、とても静か.....。心が落ち着きます。





Dsc01239 小ぢんまりとした美しいお庭。ツツジの頃には彩りも賑やかになるのでしょうね。
今回訪れた村田町は、観光ガイドブック等で大々的に紹介されることはありません。でも、期待以上に見所も多く、楽しく散策できるところでした。ガイドブックばかりに頼ってないで、自分の足で歩いてみることの大切さを思い出させてくれました。

 

 

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