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定義(じょうぎ/じょうげ)如来へ

2009. 3.28

山形から作並街道を通って帰仙するときに、何度か目にした「定義如来」の看板が前から気になっていたので、行ってみることにしました。アクセスするための道はきれいに整っていましたが、本当に何もないところ。この道で、無事行き着くのだろうかと不安に思い始めた頃、忽然とそれは現れたのでした。

Imgp0004 境内を散策する前に、参道にあるお店で、定義名物のあぶらげをいただきました。お醤油と七味を振り掛けていただきます。揚げたてなので、油っこくないし、サクッとしてなかなか美味しいです。小腹も満たされたし、それでは、お参りに行ってきます!

Img_3554 山門です。密迹(みっしゃく)金剛神(阿形)と那羅延(ならえん)金剛神(吽形)が入口左右に立ち、伽藍守護の役目をしています。山門に掲げられた山号、「極楽山」の額の書は、第30代内閣総理大臣、斎藤実によるものだそうです。

Img_3590 金剛神の後ろ側には、世親(せしん)菩薩、無著(むじゃく)菩薩が安置されています。写真は、世親菩薩。

Imgp0021 山門を入って左側にあるお手水場。蓑?をまとった竜を目撃したのは初めてです。

Imgp0030 山門から真っ直ぐ進み、石段を登ると貞能堂があります。貞能とは、平重盛の重臣であった、平貞能のこと。壇ノ浦の戦いに敗れた平氏、貞能は、重盛より託された阿弥陀如来の御霊像を守り、源氏の追討を逃れて、ここに身を隠したそうです。さらに、世をはばかるため、「定義」と改名しました。それで、この地を定義、阿弥陀如来を定義如来と呼ぶようになったようです。どうりで、人里離れた場所にある訳です。御廟は、覆堂形式・六角堂で、彫刻もなかなか立派です。

Img_3570_2 貞能堂の裏手にある天皇塚。貞能は、安徳天皇の遺品をここに埋め、目印に2本のケヤキを植えて、その菩提を弔ったと伝えられています。

Img_3572 墓標として植えられた2本のケヤキは、いつの間にかひとつとなり、「連理のケヤキ」と呼ばれ、縁結びの御神木として多くの人がお参りするようになったそうです。残念ながら、2本とも倒れてしまい、今では、根元のみが縁結びの神木として残っています。

Img_3574 天皇塚近くに、竹林からの湧き水、長命水がありました。年中水枯れすることがないそうで、寒い中、水を汲みに来ている人もいました。

Img_3580 五重塔。平貞能への報恩感謝とその御供養、それに人類の恒久平和を祈念するシンボルの塔として建立されたもので、高さは30m近くあるそうです。御本尊、阿弥陀如来は、ここに安置されており、1・2月を除いて、毎月7日が開帳日となっています。

Img_3585 五重塔側の浄土庭園の池は、半分凍っていました。

 

Img_3592

山門を出て、振り返ったところ。冷えると思っていたら、雪が落ちてきました。定義の春がやって来るのはまだ少し先のようです。

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